本質は変わらない

あるない探しをしてもしなくても
私の本質は何も変わらないんだなと気付いた。

心地よいと感じる時間も
好きだと感じる人やモノも
心がときめく瞬間も

今も昔も変わらない。

私は「私」。

そして無意識に
あるない関わらず
私は私で本質のまま人と関わっている。

相手を想いやる気持ちも
喜ばせたい気持ちも
もともと私の中にあるものたち。

だけどどうして
こじれさせてしまうのかというと
それは重たい波動を持ったままでいるから。

重たい波動は全てを「ない」に映しだしてしまう。

自分を証明しなくてはと
心を戦わせたり

自分は弱者と偽って
相手を傷つける側に仕立てたり

自ら いらない！と
ぶち壊してしまったり…

そんな波動を向けられたら
誰だって良い気がしない。

だから世界が縮小してしまうんだ。

そして私も自分の優しさや愛が伝わらない！
こんなに頑張ってるのに！って
さらにエゴが大きくなる。

その執念がぐるぐると自分を
同じところに留まらせてしまうのだろう。

だけど

目の前の人も
目の前の出来事も
「私」という作用に
ただ反応しているだけ。

世界は自動的に動いてる。

そのことに気付いたら
あるない探しをするのは
とてもナンセンスだと感じた。

そしてそんな目で世界を見て
人と関わってみたら
やっぱりちゃんと あるになって、

「あ〜、やっぱり私だったのね。」
と行き着いた。

そして戦う私であっても
戦わない私であっても
目の前の人は「私」を見てくれている。

ジャッジをいれて見えなくしているのも私自身だった。

私は「私」のままで
素直に感じたままに目の前の人と
関わるだけでいいんだなと感じた。

だって本質は何にも変わらないのだから。

私がやることはただひとつ。
あるない探しを始めるエゴを手放していくこと。

そのためにも
誰かを通して映し出される
自分の中の重たい波動をキャッチして
粛々とお掃除。

素直な私を取り戻す。

ほんとこれだけなのだなと改めて思った。

＊

自分を主張せず
エゴを振りかざさず

ただ魂そのものの存在となっていきたい。