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【香港-20】香港・Queen’s Garden~英国式庭園を持つゴシックな空間~(第91回)


凝った❝映える❞部屋でゲームを楽しむ


移転後の『Maidoll Mirage』でお気に入りのメイドさんと再会した後は、「今日は最後の一軒かな?」と夜の21時前に『Queen’s Garden~♦️女皇的秘密花園♣️』へと飛び込みました。なかなか高尚な名前を持つこのお店、確かに独自の世界観を有する素敵な空間です。

場所は旺角駅D3出口から徒歩3分。『昌明大廈』の1樓H室にあります。
目立たない雑居ビルなので、隣の『Music Cafe Shop Pro』を目印にしましょう。

旺角駅から亞皆老街を東に進み3分ほどの場所にあります。『Maidoll Mirage』からはほぼ向かいに位置し、わずか1分の移動。いつものように雑居ビルにズンズン入っていきます。この宝探し感がたまりません。
なお「1樓」(=1階)ではあるのですが、香港ではイギリス式表記を採用しているため日本人の感覚だと2階です(1階=GF[グランドフロア])。

少し妖しげな雰囲気を醸し出す入口ドア。ゲームで遊べたりチェキが撮れたり…のほか、
BBQや「空中花園」など他では見られない、多彩なサービスを提供しているようです。

金曜日の夜、この時間なら混んでるかもなあ…と思いながらドアを開けると、確かにグループ客が数人いらっしゃいました。広東語→英語での対応で私も挙動不審になりながらも、何とか入店することができました。
「妙なお客さんが来たなあ…」と思われたかもしれませんが、日本人と知ると納得した様子。何と「日本人はあなたが初めてよ!」とのこと(笑)。やり取りは基本的に英語で、日文での会話は難しいようです。

テーブル席に通されて店内を眺めていると、装飾がゴシックロリータの世界観に沿っていると気付きました。これ、日本人女子にもウケる徹底的にインスタ映えする空間だなあ…。さらに、オーナー?のお姉さんが別の場所も案内してくれました。そこには驚きの光景が!!

これ、屋外なのです。まさか、香港女僕咖啡にこんなお洒落な庭園があるとは…!
英国様式とも言うべきこだわりの空間。なるほど、ここならBBQもできそうですね。
旺角の賑やかな雑踏が視界に入ってきます。なのに物凄く落ち着くスペース…。
脱帽です。風が気持ちいい。できるなら日中に来て紅茶を飲んでみたいです。

2024年時点で、他にこんな庭園を持つ女僕咖啡は香港では他に知りません。いや、世界を見渡しても非常に珍しいのでは…?
ひとしきり感心していると、メイドさんと他のお客さんがゲームに誘ってくれます。めっちゃサイズの小さい、逆に難しすぎるジェンガでメイドさんと共にドキドキハラハラ。小さすぎて一個抜くのも難易度が高い!
定番のUNO、そしてCOBOという初プレイのカードゲームも。常連とみられるおじさんが英語で丁寧にルールを説明してくれましたが、半分も理解できなかったのが大変申し訳ない。

チェキとドリンク、フードのセットで385香港ドル。ここのチキンはボリューム満点で旨い!
手前に移るカードがチェキ券。こちらをお目当てのメイドさんに渡して撮ってもらいます。

「俺、日本人と話したの、初めて!」と、カタコトの日本語で一生懸命語りかけてくれるお兄さんもいらっしゃりとても嬉しくなりました。お客さんの中には、常連さんに違いない推定50歳くらいのおじさん(スタンプカードを沢山持っていた…)も。
「旅行にはまだ行けない」と、日本に行ってみたいけども…と残念そうな顔をするメイドさん。女子高生にも見えるので年齢的な問題かな?と思いながら、私が見せた北海道の雪景色や味噌ラーメンの写真に目を輝かせていました。

初挑戦のカードゲームや大ボリュームの肉料理、そして空中庭園と様々な独自性を持つ『Queen’s Garden~♦️女皇的秘密花園♣️』。日本語がほぼ通じず最初は「大丈夫かな?」と思いましたが、親切なメイドさん、オーナーさん、お客さんが私をその輪の中に招き入れてくれた。
香港人の優しさに心を打たれ、再度訪れてみたいカフェの一つになりました。


★お店の情報

アクセス:MTR旺角駅D3出口徒歩3分
住所:香港旺角亞皆老街80-86號 昌明大廈1樓H室
営業時間:15時30分~23時


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