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アドボケートがつけられない件。

もう「ちゅーる」では騙されてくれない。
匂いの強いウェットフードでも無理。

ちゅーるに夢中になっている隙に、私が背後から近づき、首の付け根を触ろうもんなら、もう警戒心はMAX。
部屋の隅っこへ逃げてこちらをじっと見つめるムウさん。

アドボケートは首に垂らして使う、猫用のノミ・フィラリア・寄生虫予防薬だが、ニオイが強い。
人間でもツンと感じるケミカル臭。

人間の600倍の嗅覚がある猫は、もの凄くクッサいと思う。
そんなもん、身体につけて欲しくないのはわかる。

5月から11月ころまで、フィラリアやノミ・ダニ感染予防のため、月に1回要投薬だが、先月も投薬に失敗している・・・。
ちゅーるで騙し討ちをし、嫌がるムウに無理やり投薬。
もう、全部出しきったかな?と思ったら、まだチューブの中に残っていた液体が手にかかり、あやうく自分に投薬しそうになった。

アドボケートのこのきついケミカル臭、なんとかならんもんかなあ。
あと、液体の残量わかるように、パッケージ透明にしてくれへん?

騙し討ちは卑怯なので、今回は、堂々と正面から薬のパッケージを見せ、説得を試みた。

「ムウちゃんに必要なことなのよ。だから、ね?」
「・・・・・。(じっと見つめて無言でダッシュ)」

無駄だった。

もう少し楽に投薬できるようになってほしい。

全然かまってもらえなくてイラついているムウさん。





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ルル秋桜
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