習慣的醜悪
嫌い嫌い嫌い
朝,鏡を見るたびに思う。
醜悪な見た目やそれに備わる拡声器。
そこから吐き出されるノイズを今日も引きづりながら、世の中に擬態していかなくてはならないのが辛い辛い辛い。
こんな事を書いている自分も嫌い嫌い嫌い。
弱い弱い弱い。
Q.だったら書かなければいいじゃない?
A.書かなければ胸が破裂して、誰かを壊しそうだから
こんな自己憐憫の日々に最近は悩まされている。
いや、最近じゃないな、多分思春期からずっとだろう。
それでも毎日は続いている。
趣味と言う趣味も歳を取ると麻酔としての効力がなくなっていき、
今は人としての側を。世間という巨大な病棟の中で振る舞うためだけに機能する呼吸器でしかない。
私はいつなればまともな模造品になれるのだろうか?
そうして、今宵もメンテナンスのために自ら電源を切る。
残り稼働日数約20000日(仮)