
藤井風「満ちてゆく」のミュージック・ビデオには映画のような感動がある
藤井風の新曲「満ちてゆく」ミュージック・ビデオ
映画を観たような感動が
6分間に詰まっている
ご覧になってください♪
藤井風が老人、若者の二役で登場する
この曲は、3月22日に公開される映画「四月になれば彼女は」の主題歌
人それぞれの受け止め方ができるだろう
このミュージック・ビデオを観るだけで映画を観たような気持ちがした。
高齢な男性の様子から始まる
サラリーマンとして働く青年
彼女の肖像画
場面変わって、
女性と男の子の親子の様子
映画が公開されれば、この歌に込められた世界観はもっとわかるかもしれないが、
初見で感じた私の気持ちを綴った
藤井風/満ちてゆく 感想
がむしゃらに働く姿
その格闘する様子を観て、
自身の若い頃の仕事を思い出した…
深夜まで続く激務
ブラックな仕事
日付が変わる前に帰れない事もしばしばだった
今、思い浮かべると
辛かった記憶は薄まって
楽しかった出来事だけが浮き上がってくる…
悩んだことすら懐かしく思える
それで良かったと
これで良かったと
健やかに笑い合える日まで
明けてゆく空も暮れてゆく空も
僕らは超えてゆく
変わりゆくものは仕方がないねと
手を放す、軽くなる、満ちてゆく
母がよく言っていた言葉
「今が1番若い」
そんなことも思い出した
今の苦労もいつか懐かしい笑い話になるだろう
「生きている」
それだけで価値あるもの
「満ちてゆく」
この歌の歌詞は
「生死」という大きなことまで
感じさせながらも重くない
「藤井風」
すごいアーティストだ
「満ちてゆく」
そんなことを感じながら
この曲を聴いた
藤井風コメント
藤井 風 コメント
愛の不在を描いたラブストーリーに曲を添えるというお話をいただき、これを機に人生で初めてラブソングというものを書いてみようと意気込んでいました。
しかし出来上がったものはこれまでずっと表現していたものの延長線上にありました。
始まりがあるものには終わりがあるということ。愛は求めるものではなく、すでにたくさん持っているもの。
与えれば与えるほど、「満ちてゆく」もの。