中飛車対居飛車▲24歩早仕掛け

自分が後手、戦型は中飛車対居飛車▲24歩早仕掛け。

図①、21手目▲24歩まで

本譜は△32金とした。これはうっかり▲23歩成から破られることのないように保険を掛けた1手ではあるが、少し形を決めすぎてる感じもあるし、弱気な気もする。
ここは事前に▲26角のぶつけを消しておく△35歩が好手。
以下、▲77銀△14歩▲26角△24飛▲25歩△同飛▲68玉△42銀、が一例で後手有利。
ちなみに、実戦の△32金▲26角と進んだ局面でも△35歩が有力だった。そうすれば相手は角が狭く負担だし、88の銀も一旦は受けなければならず、苦労が多い将棋だった。

図②、49手目▲81馬まで

本譜は△28歩として敵陣を乱しに行ったが、後に46の角を取られたことで相手玉が少し楽になってしまい良くなかった。
ここは△57飛とすべきで、以下▲49玉には△28歩が厳しく、▲68玉には△37飛成~△39龍があり、後手優勢。

実戦はその後、激しい攻め合いになったが、最後は自玉が詰まず勝ち。

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