中飛車対中飛車左穴熊

自分が先手、戦型は中飛車対中飛車左穴熊。

図①、40手目△73桂まで

なかなかレアな戦型で序盤の方針が難しく感じたが、とりあえずここまでは無難にさせていると思う。
本譜は▲75歩としたが、△同歩とされるとその歩を銀で取ると銀の働きがいまいちになってしまうのであまり良くなかったかもしれない。
ここは▲45歩とすべきで、以下△53銀▲78飛△65歩▲57銀△88角成▲同飛△62飛▲78飛△64銀▲35歩△55歩▲34歩△56歩▲46銀左△53銀▲35角△44歩▲54歩△同銀▲44角△63飛▲25桂、が一例で先手微有利。

図②、80手目△35銀まで

図①での▲75歩に△65歩とした手があまり良くなく、▲45歩から角交換して馬を作り先手有利になった。
とはいえ相手は穴熊。距離感を見誤れば一瞬で逆転してしまうので最後まで注意が必要。
本譜は▲33歩としたが、飛車で取れるところなのであまり良くなかったかもしれない。
ここは素直に▲35同銀とすべきで、以下△同歩▲43馬△同香▲33歩△同銀▲34歩△77馬▲33歩成△同馬▲25桂打、が一例で先手優勢。

実戦はその後、駒得したが相手玉がかなり寄らなくなってしまい、相手の攻めが繋がってしまえば即負け、の展開になったが、相手の戦力も結構ギリギリだったため何とか受け切って勝ち。

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