向かい飛車対三間飛車

自分が後手、戦型は向かい飛車対三間飛車の相振り。

図①、21手目▲85歩まで

図①の局面はまだ序盤ではあるが、相振りを指していて今1番困っている局面かもしれない。
というのも、先手の玉形に対していまいちどうやって攻めればいいのか方針がわからないからである。
向かい飛車にこだわるのも相手が備えているところを攻めてるのであまり気乗りしないし、どこか別の筋に飛車を振り直して攻めを狙うのも角の打ち込みや手損が気になる…。

一応図①からの推奨手は△64歩になっている。
確かにいろいろと保留しながら駒組を進めていき、最終的に相手の攻めに反撃をして2筋の金銀を壁駒にするのが勝ちやすい展開かもしれない。

図②、25手目▲66銀まで

本譜は△64銀としたが、そうすることで△44銀と桂頭を守る手を指せなくなり、結果桂頭攻めをきっかけに形勢が悪くなってしまった。
ここはとりあえず△26歩と歩交換をするべきで、以下▲同歩△同飛▲84歩△同歩▲同飛△83歩▲88飛△64歩▲27歩△21飛▲56角△74角、が一例で難解な形勢。

図③、37手目▲89飛まで

本譜はとりあえず、といった感じで△52玉としたが、いまいち特になっているかわからない1手だった。
ここは△74歩として、こちらも桂頭攻めを狙うのが良かった。
以下、▲68金△75歩▲87角△76歩▲同角△55銀▲同銀△同歩▲36歩△56歩▲同歩△61玉▲66銀△13角、が一例で難解な形勢。

実戦はその後、▲36歩からの桂頭攻めに対して飛車を浮いて受けたために角の打ち込みの隙が出来てしまい形勢を損ねてしまった。
最後は飛車が取られる形になってしまい勝負の仕様もなく負け。

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