中飛車対居飛車穴熊

自分が先手、戦型は中飛車対居飛車穴熊。

図①、46手目△22角まで

本譜は▲14歩△同歩▲54歩と攻めたが、△24歩と玉頭を修復されてしまい、あまり良くなかった。
ここは▲46飛とすべきで、以下△64歩▲66飛△62飛▲68角△65歩▲56飛△24歩▲77桂△31銀▲75歩、が一例で先手微有利。

図②、60手目△88歩まで

本譜は▲43歩成として、角に紐がついているうちに角交換を挑もうとしたが、せっかくの拠点を成り捨てる行為だったのであまり良くなかった。
ここは▲25歩とすべきで、以下△同歩▲24歩△同銀▲16桂△33銀引▲25銀△45歩▲24桂△21玉▲32桂成△同玉▲12金△27歩▲同銀△35桂▲36銀上△44金▲22金△同玉▲24歩、が一例で先手有利。

図③、90手目△19桂成まで

本譜は▲32桂成としたが、△同玉と取られた形が意外に寄りづらく形勢を損ねてしまった。
ここは▲12銀とすべきで、以下△同玉▲32桂成△22香▲31馬△33銀▲21馬△23玉▲39玉△17角▲28金△26角成▲36銀、が一例で先手有利。

図④、98手目△35同銀まで

頼みの馬も消されて一見先手負けに見える局面ではあるが、実は後手玉に即詰みが生じていた。
その初手が▲24桂。以下、△同銀▲41銀△33玉▲32金△23玉▲43飛成△12玉▲22金△同玉▲32龍△11玉▲23桂、まで。

実戦はその手順を逃し、そのまま負け。

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