向かい飛車対三間飛車
自分が後手、戦型は向かい飛車対三間飛車の相振り。
図①の局面、相手の▲34角成を防ぐためには角を打つしかないと考えて△25角としたが、実は別の手段があった。
それが△45桂。銀取りではあるが▲46銀と逃げると△33金で角を取ることが出来る。
なので△45桂に対して▲34角成としてくるが、△57桂成▲同金右△84歩▲55歩△85歩▲89飛△55歩、が一例で後手有利。
本譜は△26歩としたが、ここも先ほどの局面と同じで△45桂が有力だった。
以下、▲34角成△57桂成▲同金直△33歩▲24馬△98龍▲36歩△78と▲58金引△91龍、が一例で後手優勢。
図③の局面は対局中は相手の入玉がちらついて寄せが難しいと感じていた。
本譜は△25香としたが、これは▲15玉を見落とした悪手。
ここは△15角とすべきだった。以下、▲同龍△34桂▲27玉△15龍、が一例で後手玉は寄らず、先手の入玉も難しそうなので後手勝ちだった。