中飛車対後手超速持久戦

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速持久戦。

図①、52手目△55角まで

▲48角~▲74飛と飛車を捌くことに成功したので形勢が少し良くなったと感じた図①の局面。ただ、角成を受けるだけの手を指してしまうと△46歩と拠点を作られてしまうので先手を取る受けが必要そう。

本譜は▲66銀としたが、じっと△64角と引かれると結局もう1手受ける必要があるため、あまり良くなかった。
ここは▲56銀とすべきだった。
以下、△46歩には▲55銀と角を取った手が強い位置に銀を置けるので先手良し。
△64角には▲66角と王手をかけれるのが大きい。△12玉▲15歩△46歩▲48金引△33銀打▲14歩△22玉▲35歩△同歩▲55銀、が一例で先手良し。
△99角成には、▲73飛成△46歩▲同金△45歩▲同金△44歩▲46金△89馬▲55桂△33金▲42歩△同金▲43歩△同銀▲同桂成△同金寄▲45歩、が一例で先手良し。

図②、74手目▲46同歩まで

桂頭に傷があり、更に角飛交換になっているのであまり良くなさそうだが、わりとそっぽに銀を手放してもらえているので実戦的にいい勝負、と思っていた図②の局面。

本譜は▲24角として、端に角の利きを通しつつ、△65歩に▲57銀と引くスペースを作ったが、この大事な場面で後手を引いてしまったのであまり良くなかった。
ここは▲35歩と強気に攻めるべきで、以下△同歩▲同金△34歩▲24金△23歩▲44歩△42金引▲33金△同銀▲25桂打、が一例で先手微有利。
▲35歩に対して△65歩が気になるところではあるが、それには▲34歩△48歩▲33歩成△同金▲34歩△同金▲26桂△33歩▲34桂△同歩▲39金、が一例で先手微有利。

実戦はその後、80手目△47歩に対する対処を間違ってしまい(取らずに攻め合いを目指すべき)、負け。

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