中飛車対向かい飛車

自分が先手、戦型は中飛車対向かい飛車の相振り。

図①、28手目△73桂まで

序盤後手が居飛車もありそうな駒組をしてからの向かい飛車だったので、少し立ち遅れしてる感がある駒組になっている。
本譜は▲77角~▲86角として6筋を狙っていったが、桂交換はできたもののいまいち攻めきれなかったのであまり良くなかった。
ここは▲78飛とすべきで、これなら桂頭も狙えるし、歩もスムーズに持てそうだし、左金の活用も簡単、という点で良かった。
以下、△24角▲75歩△同歩▲58金左△46角▲75飛△74歩▲76飛△72銀▲65歩、が一例で先手微有利。

図②、54手目△42金まで

駒損ではあるものの無理やり馬を作って迎えた図②の局面。
本譜は▲52銀から攻めていったものの、相手玉を上に逃がす結果になりあまり良くなかった。
ここは▲22馬とすべきで、以下△同角▲71飛△61桂▲75歩△同歩▲91飛成△53金▲23香△33角▲21香成△36歩▲85桂△63金右▲72銀、が一例で先手有利。

図③、86手目△63金まで

本譜は▲47歩と相手の攻めを催促してみたが、そこで△57銀成とされたら△16桂打がより厳しくなってしまうのであまり良くなかった。
ここは▲22馬とすべきで、以下△同銀とすると▲34飛があるので△16桂打とするが、▲同香△同桂▲39玉△22銀▲24飛△53玉▲54歩△52玉▲22飛成△57銀不成▲59金右、が一例で先手有利。

図④、90手目△37同銀成まで

本譜は▲同玉としたが、△45桂から手番を取られてしまい良くなかった。
ここは▲同桂とすべきで、以下△36歩▲45銀△43玉▲34歩△52玉▲53歩△同金寄▲33歩成△同桂▲22馬△37歩成▲同玉△45桂▲同馬、が一例で先手有利。

実戦はその後、自玉を安全にしつつ攻めを狙いたかったが上手くいかず、何もかもダメになって負け。

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