中飛車対向かい飛車
自分が先手、戦型は中飛車対向かい飛車の相振り。
序盤相手が少し居飛車にもできそうな駒組をしてきたので、とりあえず中飛車に構えたが、向かい飛車だとわかったのでこちらも向かい飛車に振り直した。
次の△45歩の仕掛けを嫌って、本譜は▲25歩としたが、その後の指し手も少し無理をしている感じがあり、あまり良くなかった。
ここは▲66角とすべきだった。
以下、△45歩と仕掛けると▲84歩が返し技で、△46歩▲同銀直△同角▲83歩成△同銀▲33角成△79銀▲42馬△同金▲83飛成△同玉▲46銀、が一例で先手有利。
なので△64歩と相手も駒組をするが、▲77桂△65歩▲75角△74歩▲97角△45歩▲同歩△63金左▲46銀左、が一例で難解な形勢。
本譜の▲55桂からの攻めは相手の駒を押し込んでるので気分はいいのだが、自玉が居玉なことと、△54歩ですぐ桂損になってしまうことで、形勢は相手に少し傾いてしまった。
ここは▲66角とすべきで、以下△32飛▲36銀△45歩▲55桂△54銀▲45歩△93桂▲87飛△74桂▲88角△65銀▲77金、が一例で難解な形勢。
実戦はその後、派手な駒交換が起こったが、玉の安定度的に不利になってしまった。
しかし最後は自玉は5段目まで逃げ出すことに成功し、逆に相手玉を詰まして勝ち。
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