中飛車対向かい飛車
自分が先手、戦型は中飛車対向かい飛車の相振り。
こちらが端攻めの姿勢を見せると、相手が左銀を玉側に寄せて待ちの姿勢を見せてきたので逆に右辺から仕掛けて迎えた図①の局面。
本譜は▲49飛と飛車の活用を狙ったが、どうやらいまいちだった。
ここは相手の注文に乗るようでも、▲24角と飛車を取るべきだった。
以下、△同角▲35歩△57歩▲同玉△28歩▲37桂△46角▲58玉△57歩▲48玉△35角左▲同銀△同角▲31飛△17角成▲21飛成△43香▲84歩△同歩▲83歩△同銀▲44歩△同馬▲82歩、が一例で先手有利。
本譜は▲49飛としたが、54の地点で銀交換をしたため、後に55の空間を狙われる事態になってしまい良くなかった。
ここは▲63銀成とすべきで、以下△同金▲49飛△26歩▲同歩△同飛▲57銀△27角▲44角△38角成▲26角△49馬▲同玉、が一例で難解な形勢。
本譜は▲52桂成△33飛▲55角△64金▲33角成△38飛、と進んだが、玉の安定度的にも駒の損得でもよくない状況になってしまった。
ここは▲35龍と我慢すべきで、以下△62金寄▲48歩△55銀▲22角△64銀▲11角成△66歩▲75銀△同銀▲同龍△74銀▲66龍△54桂▲55龍、が一例で後手有利ではあるが本譜より難しかった。
実戦はその後、相手玉への迫り方がわからなくなってしまい投了。中盤少し良さそうだっただけに、残念な敗戦。
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