20231205 将棋ウォーズ②
自分が後手、戦型はゴキ中対▲47銀▲37桂型。
序盤の細かいお話。
相手が低めの陣形のまま待機しているときは△53銀に対して▲56歩の仕掛けを狙っていることがあるので、こういう局面で△32金や△44歩としておいた方が無難。
この端歩をぬるいと見て、本譜は△49龍とした。
次の△58飛成を狙いとした手で方針としては悪くなかったが、ここは△57歩とした方が良かった。
以下、▲同金直△同飛成▲同金△同龍▲68銀打△69銀▲同玉△58金▲78玉△68金▲同銀△69銀▲77玉△78金▲86玉△68龍、が一例で後手優勢。
本譜は△84歩として王手を受けたが、ここは△84香とした方が相手玉にも影響があるので良かった。
以下、▲57角△58龍寄▲同金△同龍▲68金△69銀▲88玉△57龍▲97香△96歩▲同香△94歩▲57金△85銀、が一例で後手有利。
実戦はその後、△56銀と打った手が悪手で、▲48角とされて△58龍からの寄せを防がれてしまって形勢を損ねてしまった。
最後は華麗な馬捨てからの即詰みで負け。