相中飛車

自分が後手、戦型は相中飛車。

図①、37手目▲65歩まで

本譜は△26歩から歩交換をしたが、ここは相手の▲66角を防ぐために△44角とした方が良かった。
以下、▲45銀△66角▲67金△33角▲57角△26歩▲同歩△同飛▲27歩△24飛、が一例で形勢は互角。
ちなみに△24飛とした局面で▲35角と歩を取る手には、△25飛▲36銀△35飛▲同銀△66銀と切り返して大丈夫。

図②、49手目▲85銀まで

本譜は△84銀と受けたが、▲同銀△同歩▲86歩と進んでいたら相手の攻めに弾みがついてしまう感じがあり良くなかった。
ここは△45桂とすべきだった。
以下、▲46歩とされると桂を取られそうだが、それには△26歩▲同歩△同飛▲27歩△46飛と歩を取れるので大丈夫。
▲86歩と端攻めの力をためる手には、△36歩▲同歩△15角▲48角△同角成▲同金△35歩(▲同歩なら△66角が狙い)、が一例で後手有利。

実戦はその後、反撃に行くタイミングが悪く形勢を損ねてしまったが、相手も受けに回りすぎたためにこちらの攻めが繋がり、逆転勝ち。

いいなと思ったら応援しよう!