中飛車対中住まい

自分が後手、戦型は中飛車対中住まい。

図①、43手目▲29飛まで

本譜は△53金として次の△62飛を狙ったが、▲75角とされてみると△62飛を残しつつ形よく受けるのが難しく、良くなかった。
ここは△43金とすべきで、以下▲68玉△62飛▲58銀△66歩▲65歩△35歩▲同歩△23角、が一例で少し後手ペースといったところか。

図②、57手目▲67歩まで

本譜は△76歩としたが、▲21と、とされて常に▲74桂を気にしないといけない展開になり、良くなかった。
ここは△28歩とすべきで、以下▲同飛△39角▲21と△74桂▲38飛△48角成▲同飛△26歩、が一例で後手有利。

図③、61手目▲23飛成まで

図③の▲23飛成はあまり良くない手で、かえて▲75銀打と催促されていたらかなり難しかった。
ここは△89角とすべきで、以下▲68金△66桂▲49玉△52角▲86桂△77銀▲11と△68銀不成▲66歩△同飛▲38玉△35歩、が一例で後手有利。

図④、67手目▲49玉まで

本譜は△65飛と▲74桂が王手飛車にならないようにしたが、結局▲74桂自体を防げてないのであまり良くなかった。
ここは△41角とすべきで、以下▲74桂△同角▲同銀△41角▲63歩△同銀▲同銀成△同飛▲同龍△同角▲22飛△62歩▲43角△71金▲52銀△69飛▲59銀△78桂成▲63銀成△同飛成、が一例で後手有利。

図⑤、85手目▲66金まで

本譜は△74飛としたが、ここは△27角とした方が良かった。
この局面で△27角とすると▲58玉には△77歩成でいいので、▲39玉とするが、△74飛▲53龍(▲同桂には△35桂が厳しい)△69角▲74桂△26桂▲28飛△36角成、が一例で後手優勢。

図⑥、97手目▲38銀まで

本譜は△36歩とした。これは着実な攻め手ではあるが速度が遅すぎで良くなかった。
ここは△36角とすべきで、以下▲65龍△27歩成▲同銀△同角成▲38歩△64歩▲同龍△85銀打、が一例で後手有利。

実戦はその後、▲93香成からの相手の攻めが決まってしまい負け。

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