20240110 将棋ウォーズ

自分が先手、戦型は向かい飛車対三間飛車の相振り。

図①、26手目△22同飛まで

本譜は▲46歩と銀を追ったが、今すぐ追う必要もなく、とりあえず不安定そうなところに銀を残しておいた方が良かった。
なので、ここはとりあえず▲85歩と飛車先の歩交換を目指すところから始めるべきだった。

図②、36手目△36同飛まで

本譜は▲37歩としたが、△34飛と引かれてこちらの飛車先の歩交換を防がれてしまい損をしてしまった。
ここは▲84歩とすべきで、以下△同歩▲同飛△83歩▲86飛△34飛▲77桂△28角▲37角△同角成▲同金△36歩▲38金△54銀▲48銀、が一例で先手微有利。

図③、50手目△44歩まで

本譜は▲47銀と上部を厚くしようとしたが、△32飛と飛車に先逃げされて少しチャンスを逃した形になった。
ここは▲22角とすべきで、以下△33角▲31角成△13桂▲32馬△65歩▲33馬△同飛▲22角△34飛▲11角成、が一例で先手有利。

図④、76手目△66歩まで

途中は攻めるために飛車を右辺に展開したが、その飛車の可動域が狭く取られそうになってしまい形勢を損ねてしまった。
ただ、直前の△66歩とした手が悪手でこの局面は急に勝ちになっている。
チャンスを逃さない1手が▲93角。どう対応しても最終的に▲61香成と金を取った手が詰めろになってしまうので先手勝ち。実戦も▲93角を見て相手の投了となった。

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