ゴキ中対超速2枚銀

自分が後手、戦型はゴキ中対超速2枚銀。

図①、43手目▲24歩まで

よくある超速2枚銀からの▲45桂~▲55銀左の展開と比べて5筋の歩交換が出来ているので後手としてもそれほど不満はなさそうな局面。
ここは局面を優位に進めるチャンスだった。
チャンスをものにする1手が△45桂。以下、▲同歩△24角▲57歩△76銀▲68桂△85銀▲44歩△同歩▲25銀△63桂▲24銀△55飛▲同角△同桂▲33銀成△47桂成、が一例で後手有利。

図②、55手目▲44同銀まで

本譜は△56歩としたが、▲55歩と冷静に受けられてしまい攻めの継続が難しくなってしまった。
ここは抑え込まれてしまう前に△56飛とぶつけていくべきだった。
以下、▲同飛△同銀▲86飛△57歩▲68金寄△65銀▲33歩成△31角▲95角△76桂▲94歩△68桂成▲同金△59飛、が一例で後手有利。

図③、69手目▲33歩成まで

難しい局面が続いていたが、ここはチャンスを迎えていた。
チャンスを逃さない1手が△49飛成。
以下、先手も飛車を逃げている余裕はないので▲72歩と攻め合ってくるが、△24歩▲71角△92玉▲82金△93玉▲32と△75飛▲77桂△85桂▲68金打△84玉、が一例で後手優勢。

図④、93手目▲66金まで

本譜は△74金から馬を外して相手に手を渡したが、▲71銀から王手で手厚くしてから龍を取られたら後手負けだった。
ここは△75金とすべきで、以下▲同玉△74金▲同馬△同歩▲64玉△75角▲54玉△53飛▲65玉△66龍▲同角△63飛▲54玉△64飛▲53玉△66飛▲64歩△同角▲52玉△43角▲63玉△52金▲74玉△73歩▲85玉△86飛、が一例で即詰みで後手勝ち。

図⑤、115手目▲67玉まで

対局中は△47龍で詰みだと思っていたら、▲57銀で詰まないことに気づき絶望を感じた局面。
だが、この局面は△66歩から詰んでいた。
以下▲同角△47龍▲68玉△76桂▲79玉△78金▲同玉△56角▲79玉△68桂成▲同玉△67龍▲79玉△78龍、が一例で詰み。

実戦は詰まないとわかりつつ△47龍と王手したが、相手もしっかり読み切っていて銀合してきたので投了。

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