中飛車対居飛車穴熊

自分が後手、戦型は中飛車対居飛車穴熊。

図①、55手目▲21歩成まで

本譜は△84香と角取りに打ったが、角を取って駒得でも相手の陣形がまだしっかりしてるので思ったより難しかった。
ここは△85桂とすべきで、以下▲11と△65歩▲77桂△97桂成▲同玉△66歩▲同金△56歩▲63歩△同金▲56金△84香、が一例で後手有利。

図②、61手目▲65同歩まで

本譜は△同銀としたが、この瞬間が甘く▲63歩から飛車を攻められ、抑え込まれるのが嫌だったので不利な捌き合いをしなければならなくなってしまった。
ここは△56歩とすべきで、以下▲64桂△69角▲79香△65銀▲52桂成△同金▲63歩△同飛▲75桂△64飛▲66歩△95歩▲同歩△66銀、が一例で後手有利。

図③、67手目▲66歩まで

本譜は△54桂としたが、流石に飛車銀取られて歩が64まで伸びてきてしまうので良くなかった。
ここは△95歩とすべきで、以下▲同歩△69角▲79香△74銀▲65香△同銀▲同歩△同飛▲54銀△64飛▲43銀成△74桂、が一例で難解な形勢。

図④、91手目▲78同玉まで

最後のお願いの王手ラッシュのつもりだったが、実はこの局面先手玉に詰みが生じていた。
手順としては、△69角▲同玉△58金▲78玉△68金▲89玉△79飛▲98玉△97香▲同玉△88銀▲同玉△77飛成▲98玉△88龍、までの詰み。

図⑤、101手目▲65同玉まで

1回詰み筋から外れた先手玉だったが、ここではまた詰み筋に入っていた。
手順としては、△45飛▲55角△同飛▲同玉△77馬▲同銀△54香▲同玉△53香▲同と△同金▲55玉△64金▲66玉△65歩▲67玉△89角▲68玉△67金▲69玉△78角成▲59玉△58桂成、までの詰み。

実戦は結局この詰み筋を逃してしまい、そのまま負け。

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