中飛車対5筋対抗形

自分が先手、戦型は中飛車対5筋対抗形。

図①、64手目△62歩まで

本譜は▲74龍としたが、次の狙いがいまいちなく、あまり良くなかった。
ここは▲54龍とすべきで、以下△99角成には▲64角△41銀▲91角成△33馬▲36香△22桂▲25銀、△33角成には▲66角△同馬▲同歩△67角▲58角△同角成▲同龍、がそれぞれ一例で先手優勢。

図②、70手目△63銀まで

本譜は▲65龍と緩んでしまったが、ここは▲43歩成から寄せを狙うべきだった。
以下、△同銀▲44歩△74銀▲41銀△33玉▲43歩成△同玉▲32角△33玉▲21角成、が一例で先手優勢。

図③、118手目△22金まで

本譜は▲81馬としたが、ここは▲43馬と銀を取れば勝ちだった。
以下、△同歩▲32角成△同金▲21飛成△22銀▲41銀、の攻めが厳しく、また相手の持ち駒が角しかないため受けが利かない形だった。

実戦はその後、勝ちと思って踏み込んだ局面に読み抜けがあり、寄せるのに駒を渡してしまっていたため逆転負け。

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