20230811 将棋ウォーズ

自分が先手、戦型は中飛車対居飛車穴熊。

図①、56手目△13同香まで

いつもの仕掛けから端も攻めて迎えた図①の局面。
本譜は▲36桂△35角▲24歩△33金左と進んだが、そこで▲54銀と行けば有利な局面が続いていた。
▲54銀以下、△同金なら▲33角成~▲23歩成があるし、△42金なら▲14歩△同香▲57金で攻めが続く。

また、この局面では▲25歩も有力。以下角の利きをそらして▲46飛とできれば歩切れ解消、かつ玉も少し広くなるので気持ち安心できる。

図②、70手目△35同歩まで

本譜は▲34桂と攻めたが、この瞬間詰めろでも何でもないので△27歩から反撃されていたら難しい勝負だった。
ここは▲34角とすべきで、以下△同金は▲同銀が▲23桂からの詰めろになっている。△12金は▲同角成△同玉▲25桂△79飛▲49歩△27歩▲33桂成、が一例で先手勝ち。

図③、82手目△21歩まで

相手が攻め合いではなく受けに回ってくれたので、図③の局面は先手優勢。
ただ、本譜の▲53飛成は緩手だった。というのも、△16桂と攻めてこられたら受けに回らなければならない展開になり、左辺が詰まってる分頓死が発生しそうで怖い。
ここは▲31角とすべきで、以下△12金▲23金△同金上▲同歩成△同金▲24桂△12角▲同桂成△同玉▲53飛成、が一例で先手優勢。

実戦はその後、相手玉を寄せ切って勝ち。

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