20230911 将棋ウォーズ

自分が後手、戦型は中飛車対47銀型持久戦調。

図①、57手目▲88角まで

先手の駒組が何回か手損をしての現状の局面なので、こちらの陣形が銀冠まで組みあがってる。
十分な態勢を築けていると思うが、ここからの方針が難しいところ。
ここは△42角~△51飛~△31飛の順で桂頭を狙うのが有力だった。
本譜の△51角も△32飛からの攻めを狙っていたのだが、飛車がいないと52の地点が弱点になってしまうので動きにくくなってしまった。

図②、65手目▲24歩まで

本譜は△24同歩としたが、ここは△26角と積極的に攻めた方が良かった。
以下、▲38銀△25桂▲47飛△46歩▲同飛△45歩▲47飛△24歩▲25桂△同歩▲37銀△44角▲46歩△56歩▲同金△65歩▲45歩△66角、が一例で後手有利。

図③、87手目▲52飛成まで

互いに捌き合って迎えた図③の局面。
先に飛車を成られているが、陣形的に少し後手が良さそうではある。
本譜は△48飛成と攻め合いに行ったが、▲55桂と打たれて攻めの拠点を先に作られてしまった。
ここは△54歩とするのが冷静な一手。相手の▲55桂からの攻めを防ぎつつこちらから△55桂の攻めを狙うことが出来る。
△54歩以下、▲95歩△同歩▲61銀△55桂▲57金△48飛成▲72銀不成△同銀▲58金打△38龍▲12龍△47歩▲39歩△49龍▲59金△39龍▲62龍△同金▲17角△38飛、が一例で後手優勢。

図④、91手目▲12龍まで

本譜は△54歩として、相手に攻めさせた後に△55桂から反撃して勝ち、というプランを考えていたが、圧倒的に相手の攻めの方が早く、負けにしてしまった。
ここは△58銀とすべきで、以下▲57銀打△67銀不成▲同玉△47龍▲56銀打△41龍、が一例で相手に受けに駒を使ってもらい、受けに回れば有利を維持できた。

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