10月のえふぇ杯

自分が後手、戦型はダイレクト向かい飛車。

図①、25手目▲37桂まで

本譜は△26歩としたが、少し無理な手だった。というのも、▲77角と打たれると26の歩を支えるのが難しい状況だった。
ここは△25歩とするしかなく、それならまだこれからの勝負だった。

図②、31手目▲88銀まで

本譜は△同馬▲同玉△33銀と進んだが、▲23歩と飛車交換を拒否されて形勢を損ねてしまった。飛車をどこに逃げても▲45桂から▲22歩成が受からない。
ここは△98馬とすべきで、以下▲77角△44歩▲99銀(▲同角は△33銀から王手馬取りの筋がある)△同馬▲同角△32金▲44角△33銀▲23歩△同飛▲24歩△22飛▲53角成△51香▲75馬△35歩▲41角△43銀▲45桂△24飛、が一例で形勢は難しい。

実戦はその後、じわじわ差を広げられノーチャンスで負け。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?