中飛車対超速持久戦
自分が後手、戦型は中飛車対超速持久戦。
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相手からの仕掛けに上手く対応して迎えた図①の局面は少し後手良しの形勢。
本譜は△39飛成▲18飛△44銀、と進んだが▲28角と先手で逃げられてしまい損をしてしまった。
ここは単に△44銀と受けるべきで、以下▲46角△39飛成▲68飛△45銀▲28角△29龍▲66歩△77桂打、が一例で後手有利。
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本譜は△33桂としたが、ここは△45銀と桂を取った方が分かりやすかった。
というのも、△45銀▲21歩成と進んだ局面で△26桂とするのが厳しい手になるからである。
飛車が逃げると角金両取りがかかるので▲37角と先手を取ろうとするが、△89龍▲同玉△18桂成▲79銀打△19成桂▲66歩△77香、が一例で後手有利。
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本譜は△57桂成としたが、少しゆっくりした攻めなので▲54歩から攻め合われて難しい勝負になってしまった。
ここは△27銀とすべきで、以下▲65金△同桂▲64角△同銀▲同桂△同金▲86角△18銀不成▲59角△66桂、が一例で後手有利。
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本譜は△62金引としたが、ここは△57角とした方が良かった。
以下、▲63歩成とすると△88龍▲同玉△79銀▲97玉△63銀、で後手優勢なので▲97銀打と受けるが、△85桂打▲63歩成△同銀▲67金引△77桂成▲同金△85桂、が一例で後手優勢。
終盤は相手玉が見えにくくなってしまい、どういう方針で指すか難しい展開になってしまった。
それでも相手の金銀を2枚タダ取りすることが出来て優勢に。そしてそのまま勝つことが出来た。