中飛車対後手超速持久戦
自分が先手、戦型は中飛車対後手超速持久戦。
この将棋は超速から持久戦の流れではあるが、相手が早めに△73桂と跳ねているので仕掛けどころがわかりやすく、先手としてはありがたい展開だと感じた。
本譜は▲47金と駒組を進展させたが、その間に相手もしっかりと駒組をしてきたのであまり良くなかったかもしれない。
ここは▲79飛と早めに仕掛けを見せるべきだった。
以下、△72飛には▲75歩△同歩▲同銀△65桂▲74銀△86歩▲73歩△82飛▲86歩△88歩▲77桂△57桂成▲同角△86飛▲72歩成△89歩成▲59飛△99と▲85桂△56香▲73桂成、△84飛には▲75歩△同歩▲同銀△同銀▲同飛△64銀▲78飛△75歩▲72歩、がそれぞれ一例でどちらも難解な形勢。
本譜は▲63銀成としたが、△55銀と逃げられるとあまり良くなかった。
ここは▲59飛とした方が良かった。
以下、△89歩成▲63銀成△57桂打▲48金直△86飛▲同歩△55銀▲56歩△46銀▲同金△68角▲58飛△69桂成▲47金引、が一例で難解な形勢。
実戦は△89歩成が先だったので、▲59飛で合流することも出来たが、▲74飛としてしまったため形勢を損ねてしまった。
本譜は▲56歩としたが、△86飛▲同歩△46銀▲同金△57桂成、と進んだ局面で何を指せばいいかわからなくなってしまった。
ここは▲53成銀から攻め合うべきで、以下△86飛▲43成銀△46銀▲42成銀△同金▲43歩△47銀成▲31銀△同玉▲42歩成△同角▲43歩、が一例で難解な形勢。
実戦はその後、攻め合おうとしたものの相手の攻めの方が早く、負け。