中飛車対居飛車5筋対抗形
自分が後手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形。
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本譜は△22飛としたが、これは単純にミス。▲53角とされて馬作りが確定してしまった。
ここは△32金としなければいけないところ。
以下、▲66銀△51飛▲96歩△94歩▲24歩△同歩▲同飛△23歩▲28飛△42銀▲36歩△64角▲37角△72銀、が一例で形勢は互角。
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図①の局面以降、ずっと不利ではあったが粘り強く指した結果相手の攻め間違いを咎めてこの局面は後手有利になっている。
本譜は△19龍としたが、玉とのラインが嫌な位置に入っているのであまり良くなかった。
ここは△24角とすべきで、以下▲65桂打△同桂▲同桂△33角▲55歩△同歩▲32角△56桂、が一例で後手優勢。
△24角に対して単に成桂を逃げるような手だと△68角成~△89金~△99金~△95歩の攻めが厳しいので▲65桂打と攻め合いを狙ってくるが、冷静に対応して悪くない局面。
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本譜は△86桂としたが、桂を渡すと本譜のように▲65桂の反撃の筋が出来てしまうので良くなかった。
ここは△86歩とすべきで、以下▲同玉△78角成▲同飛△同龍▲79金△同龍▲同銀△84歩、が一例で後手優勢。
対局中は△86歩に対して▲77玉で寄せが見えなかったが、今考えてみれば△78角成~△87金で普通に寄っていた。
実戦はその後、中段玉寄せにくしの格言通り相手玉をすぐ詰ますのが難しくなってしまい、▲65桂からの反撃を決められ負け。