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中飛車対後手超速2枚銀
自分が先手、戦型は中飛車対後手超速2枚銀。
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ここまでは大きな悪手もなく指せていて、形勢も良いと思っていた。
ただ、本譜の▲91龍はぬるい1手で良くなかった。
ここは▲61銀とすべきで、以下△51銀▲79歩△86歩▲52銀成△同銀▲58銀△59飛成▲49金、が一例で先手優勢。
▲61銀自体は▲52銀成~▲91龍と先手で攻めを続けるのが狙い。
相手に銀を使わせることで自陣が安全になったので、▲79歩から相手の飛車を取りに行く順を見せるのが好着想。とはいえ△59飛成としても▲77角などがありその狙いを避けることが難しく、先手優勢。
![](https://assets.st-note.com/img/1732514692-SP4evdrkupzq2E3RcCgGVa1H.png?width=1200)
図②は相手が端に狙いをつけてきた局面。
本譜は▲93角成とした。次に▲34桂が狙いだが、すぐに詰むというわけではなく、ぬるい1手だった。
ここは▲36香とすべきで、以下△51銀▲45歩△22角▲93龍△33歩▲79歩△13角▲25桂△22角▲54歩、が一例で先手優勢。
すぐに▲45歩と角を追おうとすると△17歩成からスパークされてっ怖い思いをしそう。なので▲36香と一旦詰めろをかけるのが大事。
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本譜は▲36歩としたが、△16銀と△25桂を残しつつ端を攻められて、受けが困難になってしまった。
ここは▲29桂と数の攻めには数の受けをした方が良く、それなら優勢を維持することが出来た。
実戦はその後、△16銀からの相手の攻めが厳しくそのまま負け。