20230827 将棋俱楽部24

自分が先手、戦型は中飛車対居飛車穴熊。

図①、40手目△94飛まで

本譜は▲47金△42銀▲77桂△64歩▲56銀△74飛▲75歩△84飛と進んだが、こうなると飛車を左辺で使おうとしてもすぐの攻めが難しく、あまり良くなかった。
▲47金としたからには▲77桂を保留して駒組を進め、△74飛に▲78飛と対抗できるようにすべきだった。

また図①の局面では別の方針もあり、それが▲77桂。
以下、△42銀▲96歩△64歩▲56銀△31銀右▲45歩、が一例で最初の方針通り飛車を縦に使って4筋から攻める方法である。
ちなみに、▲77桂を跳ねていないといつでも△65歩から角を追われてしまうので注意。

図②、58手目△54同歩まで

本譜は▲43歩成から攻めていったが、持ち駒を増やす意味でもここは▲45銀とした方が良かった。
以下、△同金▲同飛に△34銀が気になっていたが、それには▲43金からガジガジ攻めていって大丈夫。
実戦の攻めだと、▲32銀に△33金寄とされると34の金も働いてくるため、攻め切るのは容易ではなかった。

図③、66手目△48歩まで

本譜は▲同金としたが、ここは▲44歩と踏み込むべきだった。
以下、△49歩成▲同銀と進んだ局面は、後手に▲43歩成を上回る攻め手がないため先手優勢。

図④、72手目△55同歩まで

本譜は▲49金と受けたが、ここも強く▲55同角とすべきだった。
以下、△39銀は▲18玉で△48銀成の局面が詰めろでないため▲31金で先手勝ち。

実戦はその後、負けの局面もあったが、最後はうまいこと即詰みに討ち取って勝ち。

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