向かい飛車対三間飛車
自分が後手、戦型は相振り飛車で向かい飛車対三間飛車、角交換型。
19手目▲37銀の局面。
本譜は△72金から駒組を進めたものの、ここは△44銀から速攻を仕掛けるチャンスだった。
以下、▲77銀△35歩▲同歩△同銀▲53角△62角▲75角成△15歩▲同歩△17歩▲39金△26歩▲同歩△15香、が一例で後手微有利。
端の突き合いがあるのも好条件で、有力な仕掛けだった。
35手目▲76飛の局面。
直前の△64角は少し疑問手ではあったものの、こうして先手で入ったこの局面は△35歩から仕掛けるチャンスだった。
以下、▲39金△26歩▲同歩△37角成▲同玉△45桂▲38玉△26飛▲17角(▲27歩には△36飛)△21飛、が一例で後手有利。
43手目▲26同歩の局面。
本譜は△26同飛としたが、▲37金と力強く上がられてみると、後手の攻めは一旦受かっていて、難しい局面だった。
ここは△28歩とすべきで、以下▲25歩△同桂▲26歩△34飛▲35歩△同銀▲25銀△31飛▲28玉△24歩、が一例で後手有利。
実戦はその後、相手の金銀に攻め駒が押さえ込まれてしまい、負け。