中飛車対居飛車穴熊

自分が後手、戦型は中飛車対居飛車穴熊。

図①、35手目▲37桂まで

序盤相手が▲36歩と突いてから穴熊を目指したので、その歩を目標にしつつ急戦策をとって迎えた図①の局面。
本譜は△36銀としたが、▲56歩と取られてしまい少し損をしてしまった。
ここは△66歩とすべきで、以下▲同金△62飛▲67歩△36銀▲79金△57歩成▲同銀△47銀成▲45桂△42角▲34飛△57成銀、が一例で後手微有利。
一応銀得はできているのだが、如何せん相手は穴熊なのでまだまだ気の抜けない戦いが続く。

図②、45手目▲77同桂まで

本譜は△55飛と強気に大駒を捌きに行ったが、駒を渡したため▲53桂からの反撃がより厳しくなってしまいあまり良くなかった。
ここは△29角とすべきで、以下▲48飛と角成を受けてくれば△15角▲38銀△37角成▲同銀△57銀、が一例で後手有利。
また、▲39飛と逃げてくれば△47角成▲58銀△25馬▲48銀△15角▲57銀右△33桂、が一例で後手微有利。

実戦はその後、馬と銀の両取りが痛すぎて投了。

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