20231231 将棋ウォーズ

自分が先手、戦型は相中飛車。

図①、26手目△44角まで

本譜の▲75銀からの手順でも悪くないと思うが、先に▲85歩として▲75銀を保留した方が銀をぶつけない選択肢もあり良かったかもしれない。

図②、58手目△84同歩まで

本譜の手順だと▲87香の局面が甘く、△58銀と攻め合いを目指されていたら結構難しかった。
ここは▲85歩とすべきだった。
以下、△同歩には▲84香△83銀打▲同香成△同銀▲46馬△26歩▲同歩△27歩▲同銀△25歩▲55馬△同金▲22飛△72銀打▲25飛成△56金▲75桂、が一例で先手優勢。
また、△35銀と馬を追う手には▲25馬△74歩▲84歩△87歩▲同飛△73玉▲85飛△26歩▲同歩△56飛▲75歩△同歩▲57歩△26飛▲同馬△同銀▲27歩△同銀成▲同銀△26歩▲同銀△27歩▲38玉△74銀▲86飛、が一例で先手優勢。

図③、78手目△45金まで

本譜は▲42馬としたが、ここは▲23馬とすれば△34香と受けるくらいなので▲81歩成と指すことが出来た。
以下、△同玉▲55歩△同金▲84歩△同歩▲同銀△72銀▲73銀成△82歩▲63銀、が一例で先手優勢。

図④、80手目△17銀まで

本譜は▲同桂△同歩成▲同歩と進んだが、ここは▲同歩△同歩成▲39玉と軽く受け流す方針の方が良かった。
以下、△35角▲43馬△52香▲81歩成△86香▲同飛△81玉▲63銀△57角成▲48桂△71桂▲82歩△同玉▲54馬△同香▲17桂△63桂▲84歩△同歩▲同銀、が一例で先手優勢。

図⑤、90手目△36歩まで

この局面は単純に受けても相手にどんどん攻められてしまうので、ここで一気に決めに行きたい。
そのための1手が▲63銀。
以下、△同玉▲64銀△62玉(△同飛は▲75桂)▲53角△72玉▲63銀不成△82玉▲54銀不成、が一例で先手優勢。
この後何度も▲63銀からの寄せが最善手として示されているので、この攻め筋はしっかり覚えておきたい。

実戦はその後、その▲63銀からの攻め筋ではなく▲83飛成から攻めてしまったため相手玉に詰みがなく、飛車を渡したために自玉の受けも難しい形になり投了。

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