中飛車対こいなぎ流右玉

自分が先手、戦型は中飛車対こいなぎ流右玉。

図①、44手目△54同銀まで

本譜は▲74歩としたが、△55歩と抑えられてしまい、駒割りも駒損が残ってしまっているので攻めの継続が少し難しくなってしまった。
ここは思い切って▲54同飛とした方が良かった。
以下、△同金▲74歩△45香▲47歩△62玉▲21馬△53歩▲31馬△52玉▲77香△81飛▲42馬△同玉▲73歩成△同銀▲同香成△89馬▲22銀、が一例で先手有利。

図②、68手目△92飛まで

本譜は▲52銀から攻めたが、徐々に相手玉が上に逃げ出す展開になってしまい、あまり良い攻め方ではなかった。
ここは▲83銀と相手玉には直接触らずに攻めた方が良かった。
以下、△54銀▲92銀成△43銀▲72銀不成△53金▲73歩成、が一例で先手優勢。

図③、108手目△65桂まで

本譜は▲98銀△同玉▲87角と進めたが、これは相手の入玉のお手伝いでしかなく、最後のチャンスを逃した悪手だった。
ここは▲87角とすべきで、以下、△57桂成には▲98銀△86玉▲73香成△76銀▲78桂、が一例で先手勝ち。
とはいえ、△99飛成と逃げるのも▲77龍が▲96金までの詰めろになるので先手勝ち。
つまり▲87角とすれば先手勝ちの局面だった。

実戦はその後、相手玉が寄らなくなってしまい負け。

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