20230712将棋俱楽部24

自分が先手、戦型は中飛車対居飛車穴熊。

図①、40手目△45同歩

本譜は▲24歩△同角▲54歩△同金と進み、▲45銀からの攻めが難しくなってしまい、そうなると飛車銀が攻めに加わりにくくなってしまい、形勢を損ねてしまった。
ここは▲同銀とすべきで、以下△44歩▲36銀△31銀右▲68角△23金▲24歩△同金▲45歩△同歩▲25桂、が一例で形勢は難しいが、本譜よりちゃんと攻めることができる。

図②、66手目△55金

本譜は▲48飛と逃げたが、チャンスを逃す悪手だった。
ここは▲15歩とすべきで、以下△46金▲同角△25桂▲14歩△12歩▲25香△35桂▲同角△48歩▲同金直△35歩▲44桂、が一例で先手有利。

図③、96手目△31銀

形勢不利な局面が続いていたが、89手目の▲42角成から流れが変わって、図③の局面は先手優勢になっている。
優勢ではあるが、小駒だけの攻めなので、うっかりすると逃げられてしまうので寄せ方には注意が必要。
ここは▲52銀とすべきで、以下△42歩▲21と△33金▲31と△同玉▲13銀△22銀▲43歩、が一例でこれならちゃんと包み込むように寄せられている。

図④、102手目△44玉

最善の寄せを逃したことにより、相手玉が上に逃げ出す展開に。
ただ、図④の局面はあと一歩で寄せられそうなところまで来ている。
それが▲56金打。以下、△54歩▲63桂成△66角▲同金△55歩▲46金、が一例で先手優勢。

実戦はその後、危ない寄せ方をしてしまったために、一瞬形勢逆転していた局面もあったが、辛くも勝利。

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