相中飛車
自分が先手、戦型は相中飛車。
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本譜の▲53歩も悪くはなかったが、△32飛とされて後手を引かずに対応したいという気持ちから局面の考え方がわからなくなってしまった。
ここは▲95桂から攻めるべきで、以下△94銀▲53歩△42飛(△32飛は▲64桂△同歩▲54角△63金▲61角成△同玉▲63角成)▲85香△43金▲83香成△62玉▲54桂△同金▲74歩、が一例で先手優勢。
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本譜は▲41飛とした。実戦のように△51金打と受けられても▲47飛成と香を取れば自玉も安全になり勝ちやすいと思ったからだ。
ただ、それは△69角の両取りを見落とした悪手だった。
ここは▲61馬から寄せを狙うべきで、以下△同玉▲41飛△51桂▲54金△62銀▲63金△17歩▲同銀△63銀▲54桂△71角▲62香△同角▲同桂成△同玉▲71銀、が一例で先手優勢。
実戦はその後、形勢的には良かったものの、具体的な指し手が見えず悩んでいるうちに時間が切れて負け。