中飛車対居飛車5筋対抗形

自分が後手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形。

図①、39手目▲46角まで

本譜は△73銀としたが、せっかく作った馬を消されてしまったのに加え、取れそうだった桂にも逃げられてしまったので、あまり良くなかった。
ここは△55歩とすべきで、以下▲66銀△74馬▲65桂△64歩▲75歩△85馬▲55銀△65歩▲79金△71玉▲97銀△62金、が一例で後手微有利。
馬の逃げ方には細心の注意が必要だが、桂を取りきれているので実戦より主張点が多い。

図②、73手目▲87玉まで

本譜は△97銀から端を執拗に攻めたが、少し攻め駒不足で良くなかった。
ここは△89桂成とすべきだった。ぼんやりしているようだが、次に△99成桂と香を取る手が厳しい。
△89桂成以下、▲75金△64銀▲46角△73桂▲65金△同銀▲96香△同香▲74歩△同銀▲21成銀△84香、が一例で後手優勢。

実戦はその後、攻めるために打ち込んだ銀を取りきられてしまい攻めが切れてしまった。負け。

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