中飛車対後手超速2枚銀
自分が先手、戦型は中飛車対後手超速2枚銀。
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ここまではまずまずの展開。
本譜は▲85歩とした。これは飛車を移動させて▲74歩の桂頭攻めを実現させようという手ではあるが、飛成の先手であるし、その後で△83龍と引き付ける手もあるので少し無理筋だった。
ここは▲74歩とすべきで、以下△同飛▲85歩△52金引(それ以外の手だと▲86角が先手で入る)▲54飛△25銀▲26歩△53歩▲59飛△34銀▲54歩、が一例で難解な形勢。
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図②の局面は相手の攻めの方が厳しく少し不利ではあるが、相手の持ち駒に斜め駒がないので、この瞬間に勝負に行ければ可能性はありそう。
本譜は▲53桂成としたが、ここは▲53桂不成として何が何でも手番を握りに行った方が良かった。
以下、△31金▲48金打△同香成▲同飛△66角▲同歩△57金▲59歩△48金▲同金△88飛▲26桂、が一例で難解な形勢。
実戦は▲53桂成に△49香成と攻め合われてしまい、次の△66角が厳しすぎで負け。