中飛車対後手超速持久戦

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速持久戦。

図①、78手目△48同銀成まで

序盤の桂跳ねの構想はかねてからこの形になったときに用意していたものだったが、思ったより評価値が良くないので、別の構想を用意した方がいいのかもしれない。
ただ、我慢してチャンスを待っていたら実は図①の局面はそのチャンスが来ていた。
本譜は▲48同角としたが、ここは▲67飛と馬を取る方が良かった。
以下、△59成銀▲63飛成△92飛▲62歩△58成銀▲29金△31金打▲55角、が一例で先手微有利。

図②、86手目△24同歩まで

本譜は▲41角から馬を作りに行ったが、ここは▲42桂成と香を取った方が良かった。
以下△同金▲54桂△53金▲61角△82飛▲31銀△23金▲42桂成、が一例で先手有利。

図③、96手目△89飛成まで

本譜は▲37桂と45の地点に駒の利きを足したが、いまいち受けになっておらず良くなかった。
ここは怖くても▲44桂とすべきで、以下△46香▲同金△57歩▲同銀△45歩▲47金△46桂▲62歩、が一例で先手有利。

図④、108手目△85龍まで

本譜は▲75歩としたが、この1手を争う場面で受けただけの手を指してしまうのは良くなく、結果的にこれ以降先手有利の局面はなかった。
ここは▲34金とすべきで、以下△46桂▲66角△33歩▲31馬△同銀▲33金△22銀打▲34香、が一例で先手有利。

最後は少し上部脱出を見せて粘ったが、冷静に対処されて負け。

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