中飛車対向かい飛車

自分が後手、戦型は中飛車対向かい飛車の相振り飛車。

図①、39手目▲84歩まで

図①の局面に至る前に早めに△74歩と突いた方がスムーズな桂の活用も見込めて良かった。
本譜は75の位を取られてしまったために△74歩から歩交換をしたが、▲84歩から歩交換を狙われ、自陣の金銀がバラバラになってしまいそうな局面。
そこで実戦は△73桂として、金銀を押し上げて抑え込みを狙ったが、▲86歩と銀を取られては失敗したと言わざるを得ない。

ここはせめて△84同歩とすべきで、以下▲同飛には△63銀左▲88飛△73桂▲35歩△同歩▲75歩△同銀▲76歩△87歩▲58飛△84銀▲56歩△81飛▲55歩△57歩▲同金△95銀、が一例で難解な形勢。
また▲59角には△65歩▲84飛△63銀左▲76銀△56歩▲同金△83歩▲87飛△75歩▲67銀△66歩▲同銀△73桂、が一例で難解な形勢。

実戦はその後、何とか抵抗を試みるも冷静に対処され負け。

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