20230821 81dojo
自分が後手、戦型は中飛車対超速持久戦。
中盤相手の攻めに対して上手く切り返し、駒得に成功。そして図①の局面を迎えた。
本譜は△54金としたが、後に▲46桂と狙われる位置でもあるのであまり良い逃げ位置ではなかったかもしれない。
ここは△66歩と強く攻め合うべきで、以下▲64銀成なら△67歩成▲同金直△69銀▲68金寄△49角、▲同銀なら△49角▲48飛△76角成▲64銀成△66馬▲74歩△59銀、が一例で後手有利。
本譜は△64銀として、相手の攻めを手堅く受けてからじっくり攻めようと思ったが、そこで▲23角~▲34角成と相手もじっくり攻められたら、打った駒もろとも攻められそうな感じがあり、良くなかった。
ここは△75歩とスッキリ指すべきで、以下▲65銀△同金▲同桂△55角▲89玉△76歩▲56歩△19角成、が一例で後手優勢。
本譜の△77桂でも勝ちだが、△77銀の方が明快だったかもしれない。
以下、▲同金右は△同歩成▲65角成△88銀▲同金△同と▲同飛△同角成▲同玉△68飛、▲79金打は△97桂▲同香△98銀▲同玉△78銀不成、が一例で後手優勢。
実戦はその後、△74銀として65の金を助けてから攻め合えば勝ちだったが、▲65角成と金を取られてから流れが悪くなり、最後は銀を渡してはいけない局面で、簡単に銀を渡してしまい負け。