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中飛車対超速2枚銀

自分が後手、戦型は中飛車対超速2枚銀。

図①、49手目▲46銀まで

本譜は△39飛としたが、相手陣への影響が少ないので▲45桂と逃げる手が成立していたのであまり良くなかった。
ここは△38飛とすべきで、以下▲48銀には△49金▲57銀左△56歩▲39歩△28飛成▲38飛△57歩成▲28飛△58と▲33角成△48金▲45桂△52金左、が一例で後手有利。また、▲59歩には△37歩成▲16角△28飛成▲37銀△19龍▲43角成△51香▲61馬△同銀▲79金△58香成▲同歩△49龍▲69銀△85金、が一例で後手有利。

図②、57手目▲59歩まで

本譜は△38龍としたが、▲39歩と1歩で1手稼がれてしまったのであまり良くなかった。
ここは△49銀とすべきで、以下▲68金△45桂▲37飛成△同桂成▲95歩△同歩▲32飛△48成桂▲94歩△59成桂▲95香△92歩、が一例で後手有利。

図③、63手目▲68金まで

本譜は△38龍としたが、▲16角~▲57銀と受けられてしまい攻めがかなり細くなってしまった。
ここは△56桂とすべきで、以下▲57銀打△68桂成▲同銀△58金▲79銀△59金▲42と△38龍▲77玉△53金▲26角△44歩▲51と△同金▲59角△21金、が一例で後手優勢。

図④、79手目▲53とまで

ここが最後のチャンスだった。
本譜は△68金~△69銀と攻めていったが、▲77玉と上に逃げられてしまいダメにしてしまった。
ここは△85桂とすべきで、以下▲77角△68金▲同角△69銀▲88玉△68成銀▲同銀△44角▲55歩△78金▲98玉△31歩▲22飛成△25桂▲23龍△55角▲66銀△95歩、が一例で後手優勢。

実戦はその後、▲66玉と逃げられた形が広く、負け。

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