中飛車対居飛車5筋対抗形

自分が先手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形。

図①、20手目△86歩まで

本譜の▲86同歩もそれほど悪い手ではないが、ここは▲86同角とした方が良かった。
以下、△55歩▲64角△87飛成▲77桂△82歩▲54歩△89龍▲79金△83龍▲65桂△62金▲53桂成△同金右▲同歩成△同金▲55飛△64金▲52飛成△42角▲51金、が一例で先手有利。
対局中は突き捨てを角で取ると飛車が成られるので角が不自由になり良くない、と思っていたので、▲64角~▲77桂の駒運びの良さをしっかり認識したい。

図②、26手目△88歩まで

この局面で▲88同角とすると、△86飛▲78金△55歩が厳しい、と判断したが、それは間違いだった。
手順中の▲78金では▲79金とするのが正着で、以下△34歩には▲77角△87飛成▲54飛△72銀▲34飛△33金▲36飛、△87飛成には▲14歩△76龍▲66角△62銀▲77銀△67龍▲13歩成△同香▲14歩△34歩▲13歩成△55角▲同角△58飛▲同金△同龍▲48角△55龍▲12飛、がそれぞれ一例で先手微有利。
飛車を成られるよりも金が離れ駒になっていない方が形が良く、相手が簡単に決めれないと▲14歩からの反撃もあるため良し、という判断が正しかった。

実戦はその後、△12香打からの端攻めが厳しく、一瞬で寄ってしまい負け。

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