20230920 lishogi

自分が後手、戦型はゴキ中対超速2枚銀。

図①、51手目▲75銀まで

後手番なので基本的に2枚銀に対してこちらも2枚銀にするのは間に合わないのだが、今回は相手が飛車側の端歩を突いてくれたので間に合った形。
図①の局面から本譜は△73金直と対抗したが、ここはシンプルに△95歩と角を攻めた方が良かった。
以下、▲84銀△96歩▲86角△56歩▲35歩(▲同歩は△88歩)△53銀▲45桂△同銀▲96香△同香▲45銀△98香成、が一例で後手有利。

図②、65手目▲32銀まで

図②の局面は駒得していて、かつ相手を抑え込み気味なので後手優勢。
だが、ここから少し受け身になりすぎてしまい先手に上手く立ち回られてしまった。
本譜は△54銀として▲43銀成を防いだが、▲35歩から最終的に▲46飛とされて受け方が意外に難しかった。
ここはこの銀を空ぶらせるために、△64角とすべきだった。
以下▲35歩△56歩▲同歩△37角成▲16飛△66歩▲21銀不成△75桂▲66角△65桂▲55桂△73金寄▲88銀△21飛、が一例で後手優勢。

実戦はその後、玉の薄さを突かれ一時はくいつきを許してしまったが、上に逃げた形が少し手数を稼げる形で、その隙をついて相手玉を寄せ切って勝ち。

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