ゴキ中対▲46銀急戦
自分が後手、戦型はゴキ中対▲46銀急戦。
相手の袖飛車からの仕掛け。飛車が自ら狭い場所に行ったのでこの局面は後手悪くなさそう。
本譜は△36歩としたが、これは少し攻め急ぎの手だった。
ここは一旦△42金と飛車切りや▲56歩からの打開などに備えるべきだった。
以下、▲97角△64銀▲77桂△36歩▲48金△37歩成▲同金△38歩▲48銀△53金▲46飛△74歩、が一例で後手微有利。
この局面△49飛などぬるい手を指してしまうと▲95歩～▲21角成～▲74桂の筋であっという間に後手玉が寄ってしまうので、何か対応が必要な局面。
ここで△52金左とすると▲同角成～▲44角が嫌に見えて、本譜は△42金としたが、▲61角成と美濃囲いの急所の金を取られ、強い戦いがしにくくなってしまった。
ここはやはり△52金左とすべきで、以下▲同角成△同金▲44角△49飛▲22角成△41飛▲11角成△37歩成▲同桂△19飛成▲55馬△64銀▲77馬△46歩、が一例で後手微有利。
実戦はその後、相手の攻めをずっと耐える展開が続いていたが、受けに適さない持ち駒しかなかったこと、歩切れであること、が痛く終始相手ペース。
最後は受けなしになってしまい、負け。