中飛車対丸山ワクチン
自分が後手、戦型は中飛車対丸山ワクチン。
本譜は△33桂としたが、桂頭を攻められる不安もありあまり良くなかったかもしれない。
とはいえ対局中は有効な1手がわからなかったが、ここは△82玉とするのが良さそう。効果としては83の地点を攻められた時に少し受けやすくなっていそうなのと、単純な1路の遠さ、といったところだろうか。
△82玉以下、▲66歩△24飛▲67金△33桂▲56歩△同歩▲同銀△52金左▲77桂△72銀、が一例で難解な形勢。
本譜は△56歩としたが、▲同銀とされたら歩を渡しているので△36歩と取ることが出来ず、形勢を悪くしていた。
ここは△36同歩とすべきで、以下▲同銀△24飛▲38飛△26歩▲同歩△同飛▲27歩△24飛▲34歩△35歩▲33歩成△36歩▲43と△27飛成▲39歩△56歩▲同歩△35銀▲54桂△61金▲53角△46銀▲42桂成△同金▲同角成△37歩成▲同桂△同銀不成▲28歩△36龍▲27金△同龍▲同歩△38銀不成▲同歩△84桂、が一例で後手微有利。
本譜は△39角～△84角成と馬を作ったが、▲35歩～▲34歩の攻めも早く、あまり良くなかった。
ここは△84角とすべきで、以下▲35歩△39角成▲38飛△同馬▲同銀△26歩▲同歩△同飛▲27歩△36飛▲37銀△35飛、が一例で難解な形勢。
本譜は△49飛とした。▲38龍があるのは見えていたものの、このタイミングなら△39飛成で何とかなると思っていた。
だが、▲64桂から駒損したのに加え、▲86香と馬を攻められてしまい結局▲38龍と引かれて困ったことになってしまった。
ここは△28飛とすべきで、以下▲86香△74馬▲39龍△22飛成▲38龍△84歩、が一例で難解な形勢。