20230904 将棋ウォーズ
自分が後手、戦型は相中飛車。
序中盤は相手の陣形の隙をついて端を絡めた攻めが成功し優勢になった。
そして迎えた図①の局面。
本譜は△28飛成として次の△39龍を狙いにしたが、少し攻め駒が少なく、軽い攻めだったかもしれない。
ここは△17桂成と歩切れを解消しつつ次に△28成桂からの攻めを狙う方が良かった。
以下、▲48馬△28成桂▲45歩△39成桂▲同馬△46桂▲29桂△38桂成▲同馬△28銀▲59玉△37歩、が一例で後手優勢。
本譜は△48龍としたが、そこで▲同銀とされたら攻めの継続がやや難しそうだった。
ここは△47金とすべきで、以下▲28銀△48金▲同玉△28龍▲38香△39角▲59玉△38龍、が一例で後手優勢。
まだ後手優勢ではあるが、先手から▲74桂打の反撃もあり油断できない局面。
本譜の△36歩は危険な手で、▲74桂打~▲82角まで決められてから▲36銀と手を戻されたら先手有利の局面だった。
ここは△92玉とすべきで、これなら▲74桂打△同歩▲同桂と進んでも王手ではないので△73銀と受けることが出来る。
△92玉以下、▲59金△13龍▲96歩△19龍▲95歩△47香▲58玉△39龍▲78飛△36歩▲57角△38龍▲69玉△37歩成▲38飛△同と▲94歩△82玉▲93歩成△71玉、が一例で後手優勢。
実戦はその後、▲74桂打から玉が上部に追われる展開になってしまい負け。