
中飛車対居飛車▲47銀型持久戦
自分が後手、戦型は中飛車対居飛車▲47銀型持久戦。

本譜は△76歩から攻めていったが、相手が備えてきたところなのでなかなか攻めきるのは難しかった。
ここは銀を上がったことで薄くなった6筋に着目して、△66歩とした方が良かった。
以下▲同金△同銀▲同角△67金▲77角△65桂▲68銀△77桂成▲同桂△同金▲同銀△65桂▲89桂△56歩、が一例で後手有利。

本譜は△65桂から攻めていったが、と金が出来たものの47の銀を取ることで離れた位置に行ってしまい、相手の陣形は片美濃が残っている状況になり、少し攻めあぐねている感じになってしまった。
ここは△76金とすべきで、以下▲68金△65桂▲66歩△67金▲同金△77桂成▲同桂△69角▲65桂△87銀▲89玉△47角成▲77金打△65馬▲同歩△88銀打▲同飛△同銀成▲同玉△76桂▲同金直△同歩、が一例で後手優勢。
手順最後の局面は自玉は▲82銀とされても△62玉と逃げれば即詰みはなく、相手玉は△56歩からの詰めろになっているので手勝ち出来る。
実戦はその後、▲53歩が残ってしまったことと、▲74桂を先手で入れられてしまったことが痛く、受けがなくなってしまい負け。