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中飛車対居飛車5筋対抗形角交換型

自分が先手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形、角交換型。

図①、26手目△86同歩まで

本譜は▲86同銀としたが、△73桂とされると銀の進出が難しくなる形であるのと、相手玉の横が開いている形なので、▲86同飛とする方が良かった。
▲86同飛以下、△同飛には▲同銀△87飛▲82飛△52金右▲79金、が一例で王手の先手で飛車を打てるので先手微有利。
また、△85歩には▲88飛△44角▲78金△42銀▲66銀△86歩▲46角、が一例で形勢は互角。

図②、74手目△52金左まで

本譜は▲55馬とした。次に▲42香からの攻めが早そうに見えたからの選択ではあったが、相手の2枚飛車の攻めも早く、あまり良い選択ではなかった。
ここは▲98馬とすべきで、以下△同と▲81飛△51金引▲63歩成△69成桂▲58銀△59成桂▲53と、が一例で先手微有利。

図③、88手目△41同玉まで

苦しい局面が長かったが、図③の局面は実は先手に勝ちがあった。
そのチャンスをつかむ一手が▲42銀。
以下、△同銀には▲32角△同玉▲22飛△31玉▲42飛成△同金▲同桂成△同玉▲54桂以下、△同金には▲同桂成△同玉▲54桂△31玉▲42角△22玉▲33馬△同桂▲31角成△同玉▲32銀以下、それぞれ詰みがあり先手勝ちだった。

実戦はその後、ほぼ必死級の詰めろをかけたものの、そのために駒を渡していたので自玉に詰みが生じていて負け。

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