20230724将棋ウォーズ②

自分が先手、戦型は中飛車対居飛車穴熊。

図①、38手目△64銀まで

序盤は相手が△52飛と対抗してから居飛車穴熊を目指してきた形。
そのまますんなり穴熊に組まれるのは嫌だと思い、積極的に仕掛けて迎えた図①の局面。
本譜は▲54角として▲63角成と▲43歩成を狙いにしたが、△53飛で両方とも受けられてしまい良くなかった。
ここは▲34銀とすべきで、以下△同金▲43歩成△62飛▲54歩△42銀打▲53歩成△同銀上▲同と△同銀▲71角、が一例で先手有利。

図②、64手目△69飛成まで

本譜は▲49金として△39角を受けたが、ここは▲49銀とした方が良かった。
同じように見えるが、違いは△24歩と催促されて時に出てくる。
△24歩に対して▲43角が攻めとしては有力だが、▲49金で受けた場合、△43同金▲同歩成△57角、と後手からも反撃する筋があり、形勢は難しい。その点▲49銀で受けていればその筋がなく、先手が攻め合い勝ちが望める。

実戦はその後、△47桂が少し甘い手で、▲53銀成と飛車を取って先手攻め合い勝ちになった。

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