第23回まくり杯④

自分が先手、戦型は中飛車対中住まい。

図①、50手目△65同歩まで

本譜は▲同桂とシンプルに攻めていったが、桂交換後に△55角成と馬を作る手が大きく、あまり良くなかった。
ここは▲67金と力をためるべきで、以下△99角成▲64歩△同銀▲74飛△63玉▲64飛△同玉▲76金、が一例で先手有利。

実戦はその後、△36桂の王手や68の金取りを受けずに一直線の攻め合いを選択。
いまいちそれっぽい受けが見えなかった、というのが選択理由ではあったが、あながち間違った選択ではなかったようで、互角の将棋が続いた。
ただ、最後は相手が受けなければいけないところで攻め合ってきたので、即詰みに討ち取って勝ち。持ち駒ほぼ使い切りの詰め手順だったので、読み切れてよかった。

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